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(主に大分の)珍種バス停写真のブログ。 バス停大好きっ子も厄年を過ぎました。
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知人から全但バスの写真が大量に届きました。

あまりに凄いので更新速度をちょっと上げようと思っています。

思えばずーっとバス停写真を撮ってます。
当たり前ですが廃止された路線も沢山あります。
だいたい一貫してケータイで撮っています。


八女の堀川バスターミナルから出ていたと思います。それとも久留米かな?いや、広川の役場からだったかも。どっちだったかなあ、小椎尾線。

昔のケータイの画素なので、申し訳ない。でも当時は結構いい値したケータイだったんですよ。
貴重な路線表なんです。荒木を通って久留米に行く路線が載ってます。もう、運転手さん覚え切れるのかってくらい何度も狭隘な里道を曲がりくねるような壮絶な路線でした。

ちょっと上流に川の合流点があります。おそらく洪水が起きたらきっと鬼のように溢れることがある、というちょっとした警告でつけられたんじゃないかなあ。

隣が「神社前」なのに神社のそばという。

一応当時の終点小椎尾見たさにここに行ったのですが、このバス停が一番印象に残ってます。
ちょっと前に起きた八女の大水害の時、大丈夫だったのか心配です。
撮影したのは・・・多分8年前くらい?

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VFSH0094.JPG地図を購入して、これはというバス路線を探すのが好きだ。細い路地を明らかにくねるように走っているものを見かけて、その町へと勇んで出かける。そして、行った先ではすでに廃止。もしくは福祉バスに転換されて、真新しい標柱が立っていて風情はなし・・・

茫然自失。

ってな感じのことがあるとわかっていて、柳川に行ってきた。堀川バスという時間の止まったような路線が多い会社の路線で、つい2~3年前まで狭い路地を抜けてこの終点まで大型バスが走っていた。

で、そのいくつかの路線跡を巡りながら考えた。意外な話、バス路線の跡というのは痕跡があるものだという話。何せこの辺の道路はあまり拡幅がされていないのだ。それもそのはずでこの辺は水路が発達していて、古い家並みが漁村と同じ家の作り。通りまで家がみっちり建ってしまっているのだ。

なもので興味深いものがたくさん発見された。道路に付け足された、バスの離合ポイント。そしてそこにホーロー看板がいっぱいくっついた壁の商店。注意深く見ないとわからないが、見れば「ああ、なるほど」と思うものばかりです。

写真はそういう商店の一つ。バス停は、もうありません。

VFSH0096.JPG

bf45c733.JPG 今でこそ、福岡県内のバス会社は多種多様になった。
しかし昔は、本当に福岡県内では「西鉄」がほとんどの県内エリアを走り、細々と「昭和バス」「堀川バス」「国鉄バス」の3つがそれぞれ小さなエリアで路線網を広げていた。

太平洋戦争時、戦時統制というやつで、福岡県内の交通各社は合併をして西日本鉄道というひとつの会社になった。
関西でも一時期近鉄や南海が合併していたような時代の話である。
西鉄は戦後になっても分離はせず、良くも悪くもガリバー企業として発展を遂げたのだが、その枠からあぶれた堀川バスは、八女地方を中心にマイペースの運営をしていた。

この堀川バス、3系統だけ久留米の市内線を持っていた。
久留米は西鉄のエリアで、大通りのほとんどは西鉄に押さえられてしまっている。
1系統は広川町まで、大通りを西鉄と併走していて程なく負け。
もう1系統も廃止。鹿児島本線線路沿いを中心に狭隘路を縫うように走るトンデモ路線で、荒木駅のそばの踏切から見える狭隘路に、バス停がぽつんと置かれていたのを覚えている。

残り1本は現役の鑓水線。現在も割と本数もあり、需要があることが伺える。
この路線は日に4本だけ、その鑓水から先へ、本社のある八女と運行されている。
その鑓水から一個目のバス停がこれ。

この狭さなのにまたここ、交通量が多い。そしてバスもでかい。
しかし通は「おお、これぞ堀川バスだなあ」と納得してしまう。
堀川バスは本当に通好みなのだ。特に、狭隘路線マニアにとっては。
是非興味があったら訪れてほしい。「何でこんな道を選ぶ!!」が詰まっています。このちょっと先、道路の改良が進んでた気がするので、ひょっとしたらもうないかもしれないが・・・。

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89a1e74b.jpeg堀川バスという、小さなバス会社の持つ星野村線の一日一往復の迂回線。

 こんな路線に乗ろうというのは野暮だろう。地元の学生のために残しました、といわんばかりの早朝と夕方設定のダイヤ。バスってのは公共物なので、たかだか眺めるのが好きな好事家なんかが上がりこんでゴメイワクになってしまってはいけない。

 星野村の特徴はもう風光明媚、だが人はいない。これに尽きる稀有な村だと思う。お世辞ではなく本当に。ゆえにバス停の写真ももうむちゃくちゃ撮っ てしまって、一週間に一辺ひとつづつやってもおっつかないくらいな上にまだまだ撮り残しがあるというくらいなのだが、この迂回線のバス車窓から眺められる であろう風景たるや。

 青々とした茶畑、広がる棚田。真ん中を流れる清流。これ以上に何があるかという日本の原風景にうっとりしてほしいのだけど、そのバスに乗れるのは地元の人々だけでよいのです。宝石というのはガラスケースの向こうにあって、眺めるものだと思っているのです。

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★激動の昭和の荒波に耐えて田舎に都会に生き残る、珍バス停たちが大好き。しかし嫁は全く無理解。
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