(主に大分の)珍種バス停写真のブログ。
バス停大好きっ子も厄年を過ぎました。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
母方の血の話ばかりしていて、親父の血の話を忘れるときがある。オヤジは間違いなく筑豊堅気の人間で短気で手が早く、良くも悪くも義理に厚くて人情に弱い世渡り下手な人。「青春の門」を読んでも「え?こういう人物像って普通じゃないの?」と思う辺りまさに親子なんだが(本当)、そんな親父の母方のふるさと、つまり祖母の育った町にある、炭鉱跡の町であります。
いろんな炭鉱町を回って思ったことがある。ひとつの共通点なんだが、子供たちが底抜けに明るいのだ。そして、写真を撮ろうとしている自分に話しかける年配 の方々、その声色も底抜けに明るい。福岡なんてクソ田舎だ!とか大都会を見上げて叫んでる自分が恥ずかしいくらい、今住んでる町なんか擦れすぎてるんだな あ・・・。 都会で一生を終えたその祖母が自分にくれた最後の言葉は「強く生きてくださいね」だった。底抜けに明るい、しかし皆が貧しい町からこの街で生き抜いた祖母のその言葉は、なんと重いことか。 …いや、重くはないのかもしれない。そのばーさまの血を受け継いでいるんだから、きっと。 PR
|
カレンダー
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[07/06 ジマオ]
[07/01 senochan]
[02/27 ジマオ]
[02/22 Sunhouse]
[11/23 じま]
最新記事
(04/06)
(07/09)
(07/06)
(02/18)
(02/16)
最新TB
プロフィール
ブログ内検索
P R
|