(主に大分の)珍種バス停写真のブログ。
バス停大好きっ子も厄年を過ぎました。
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以前これをやったら、あからさまにアクセスが落ちた企画第2弾。
なんですが、今回探ってみたらいろいろと面白いものを発見。 この当時、方城町には「炭鉱会社・炭鉱住宅のセット」という見事なまでの炭鉱町そのものがきれいに残っていた。去年の夏に、大阪からの友人を連れてここを見に行ったら、跡形もなく区画整理がされていて全て取り壊されていた。写真は多分これ、炭鉱会社の本社ないし、お偉いさんの家か何かか、廃墟でした。左手は工場になっていて、操業中だった。多分それしか残っていないはず。 最初にそれを見たとき、炭坑町というものをそこまで深く知らずにいた自分ですら、それは息を呑むような光景だった。・・・残念ながら、それは記憶の向こうに消えてしまった。忘却されることを願ったのであれば、それは悲しいことだと思うのだけれども。間違いなく産業革命期~高度成長期までの、激動のニッポンの歴史の残滓。 この近くを通っていたときに、たまたま夕暮れの空の色が凄くって、こんなのが撮れました。 志免はシンボルタワーとして、この塔を本当に大事にしている。 ライトアップしてたのは期間限定だっけか。 崩壊が進んで、どうしようもなくなるまでおそらくそのままなんだろうなあ。 うん、キッツイね。 PR
果たしてこのバス停に意味はあるのか、と考えると同時に。 これを写真を撮っておく趣味は、ひょっとしたら悪趣味なのではないか。 そう思うときがある。 「秘境駅探訪」という趣味が最近静かなブーム(本当にこの表現がふさわしい)なのだけれど。鉄道趣味に含蓄がなく、それに魅せられた人々にとってのそれは「何もないところに癒しを求める趣味」として認識をしていると聞く。 何でもある都会人が何もないものに癒しを求める、そいつは都会人の傲慢じゃないのか。いやいやそんなつもりはないけれど。ないはずなのだけれど、それが傲慢であるというのはまったく否定することはできない。心の片隅に置いておかなくてはいけない。 このバス停は、大山ダム建設前に撮影したもの。 とっくの昔に人々は立ち退いたのか、それともここから行ける集落のほうが立ち退いたのか。 いずれにせよ壮絶に人の気配がしない場所にぽつんと置かれているバス停だった。 この当時時刻表には「ダムによる道路付け替えにより下流のバス停廃止のお知らせ」などが貼られていた。 この写真を撮りながら、冒頭の罪悪感を覚えてしまったのはきっと、「最初から何もない」ではなくて「もともとあった場所を、何もなくしてしまっている最中」であったからなのかもしれない。 現在はこのバス停のあった場所は、ダム工事道路として封鎖されている。 バス停は封鎖されている地点そばに移設されているが、相変わらず人の気配はまったく感じることはできない。 軒先や、待合所にくっつける用の金具というのがあって、それに取り付ける設計はなされているようだが、標柱に改めてくっつけるというのはどうも難しい・・・というか、めんどくさいっぽい。 「舞野」のほかにも、他のサイトでこんな例もあったりするから多分そうだろう。ちなみにそちらのサイトに紹介されている場所は自分も行った。残念ながら、新たに付け替えられていた。(しかしバス停2つくらい見つけ切れなかったんだけど、大分交通は「標柱無し」がごくまれにあるのよね・・・) ・・・で、このバス停の場合。 その金具ごと、石垣に練りこんでいます。 道路に面してた宅地をかさ上げして、石垣擁壁を建てたっぽいのはわかるとして。 そこにあった待合室のものか。それか、通りに面してた家の軒下にあったものか。 なんだか、石垣から生えてるように見えます。 こんな人のインストアライブとか人に会ったりとかneco眠るのCD買ったりとか。・・・あ、neco眠るというのは大阪のダブバンドなのですが、田舎めぐりドライブのBGMに最高です。興味ある方は是非。 で、人に会う際お土産を買わなくてはと思っていたら、ちょうど市役所の前で大分の物産展イベントをやっているじゃないですか。テントブースの一つ一つに、大分県のなんとか市、なんとか町と書いてらっしゃる。 で、いくつかの市で情報を収集し、玖珠町ブースを通りがかったところで呼び止められる。パンフレットを受け取る。相手は、自分よりちょっとしたの年齢であろう女性お二方。 「いやあ、あたしゃ玖珠はよく行くんですよ、写真撮りにね。珍種があるんです」 「ああ、植物とかそんなのですかね?」 「バス停ですよ。日本でも珍しくなった、変わった形のバス停があるんです」 「え。そんなのありますっけ?どの辺ですかね?」 「玖珠町ですと、北山田の駅から南行ったとこ・・・妙大寺とか、中通りとか」 「・・・それ、私の住んでるとこです。」 「・・・うわあ。」 「確かに壁に貼ってるだけですもんね。よく考えたら珍しいですね」 てなワケで、そんな奇跡体験をしたところでこれを出さないわけには行かない「中通り」。 発見時は夕方で、またこの道路車通りも多かった。地元の人も怪訝そうにこっち見てた。うん。 ひょっとしたら撮ってる姿、見てたかもしれませんよ!! かなり希少な発見困難型軒下バス停。もし車などで探索しようと考える方がいらっしゃったら、探すのに夢中になって、事故らないよう気をつけてください。あ、それからできれば玖珠でお買い物をして帰ってください(ささやかなPR活動)。 ※ちょっと宣伝 放生会関連のオープンイベントで、ダンスと即興演奏のパフォーマンスがありまして、そこに参加をしております。 2009/9/14(月) 19:00~21:00 JR箱崎駅前西口の駅前広場 ノートPCをアンプに繋いでノイズを出したり、歌ったりしてる細い人が演奏組にいたら、自分と思ってください。 玖珠町と日田を結ぶ国道から、山側の集落を経由して再度北山田駅付近で合流する迂回線のバス停。迂回線は真っ先に廃止の対象になりやすいものなのだけれど、再合流した国道の更に先にある盲腸線(山浦線)と合体することで生き延びています。 この迂回線、初回でバス停を2つ見落としたところで「これは期待出来そう」とは思ってたけれど。 この隣の「中通り」は件のサイトには存在すら認められていません。これは凄い。 冒頭のリンクに載っている地図のこのバス停の位置は、その「中通り」のものです。 |
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