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(主に大分の)珍種バス停写真のブログ。 バス停大好きっ子も厄年を過ぎました。
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あ、ごめん、書くの忘れてた!

 てなわけで、ある日カミさんと二人で近所に散歩に出かけた最中、裏路地に1軒のぜんざい屋さんを発見しました。住居を改造したもののようです。中には竹のオブジェがびっしり!異空間のようなその店内に圧倒されました。
 で、そこのぜんざい屋さんの写真を撮り忘れてたので、撮ってから後編書こうとなってたら嫁さんが病気見つかって、と忙しくなったわけであります。なので後編書けなかったんですね。ええいままよ、写真は別の機会でいいや。

 店主と話をしてるうちに、この竹は日田のものを使ってる・・・との説明がありまして。え、日田のどの辺でしょう、色々聞いているうちに、あの入美ある有田線の周辺の地主さんであると判明。
 「親戚が銀杏の缶詰ば作りよってですね」
 あ、それ有田線の途中バス停「缶詰工場前」のそれだな。銀杏のだったんだ・・・。
 ともかく。
 入美は道路の区画整理でなくなっていないかどうか情報を聞き出す機会が出来ました。曖昧な返事が返ってきました。
 「あったような、なかったような・・・」

 行ってみるしかなくなりました。
 入美~横畑間の新道への路線付け替えのお知らせがあった以上、今年の桜が最後かもしれないと踏みました。
 その日の天気は大荒れで、最初に向かった、毎年行くことにしている行楽地秋月では花腐しの豪雨が降りました。

 秋月を出て1時間強で、日田の奥へとレンタカーを走らせ。
 
 この周辺、小雨は降っていましたが桜はそこまで散っていませんでした。
 まるでわれわれを待っていたかのごとく満開の入美桜が待ち受けてくれました。
 晴れてたらなー、1日ずれてたらなー(前日は晴れてた)。多少はそう思いましたが。

 もうここからは夢中になって何枚も写真撮りました。

 このバス停、本当に美しい!!

 惜別の気持ちを秘めて車を日田中心街まで走らせはじめたら、5分くらいでどっと豪雨が降りました。
 まるで自分たちを待ってくれていたかのような、そんな気持ちになりました。
 このバス停の去就はわかりません。ひょっとしたら桜を上手く残して、道路が整備されるかもしれません。が、この狭い道路のたたずまいは消えるでしょう。
 なんだかんだで来年もあるかもしれないし、なくなるかもしれない。
 とりあえず、今年こうやって桜の咲く入美が撮れたことに感謝し、また
 「行こう!」
 という気持ちを後押しした、あのぜんざい屋さんにも感謝せねば。

 豪雨はその後数時間続きました。きっとあの直後に桜は散り果ててしまっていたでしょう。
 「日田バスの女王」は待っていてくれてた、と自分は信じることにします。
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★激動の昭和の荒波に耐えて田舎に都会に生き残る、珍バス停たちが大好き。しかし嫁は全く無理解。
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