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(主に大分の)珍種バス停写真のブログ。 バス停大好きっ子も厄年を過ぎました。
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小屋型?壁型?
 つかトーチカ型?

 ・・・ゆっくりしていってね!!
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PICT0492_R.jpg 塚田の続き。

 温泉に入って、とりあえず帰路に着くことにはした。
 五馬線に沿って帰ろう、新しい発見があるかもしれないなんてちょっと考えた。
 確かに、再探訪の際路線表の見落としが発覚することはある。
 この日の温泉への往路、実は「中園」というバス停の見落としが発覚、真新しい標柱が立ってしまっていたのだ。もっともそのバス停は村で最大の雑貨店のまん前で、標識ゼロ・時刻表のみ雑貨店の軒先に掲載だったという可能性も否定できないから、まあすっぱい葡萄だったと思うさね。ふてた顔で。

 さて復路。五馬線は主要地方道・天ヶ瀬阿蘇線を通るのだが、所々が2車線に改良済み。
 三日月湖のような旧道の入り口付近にバス停が配置されている。奥に行くことはないだろう。

 そんな旧道の入口にある「ゲートボール場前」バス停。
 旧道の出口部分はさほど離れていなくて、目視できる距離で再合流しているのがわかる。
 ふと、野生の勘が働いた。
 向こうに見える森は下り斜面のようだ。地形的にもあの旧道にはそう大きな集落はなさそう、今までそう判断してきた。しかし本当に、第六感的なひらめきでそこを曲がった瞬間・・・

 ・・・が、上の写真。

 「ゲートボール場前」からは100メートルあるかないかの距離。
 わざわざこのバス停のために、バスがここに入り込む必然性。
 その軒先型とも壁型ともつかないフォルム。
 考えれば考えるほど赤瀬川原平の考現学のような考察が頭をよぎってしまう。いやー、大発見をしてしまった。

PICT0495_R.jpg 84c5d304.jpg
PICT0494_R.jpg PICT0496_R.jpg
PICT0516_R.JPG 自分は凄いずぼらな人間だ。

 地図とか路線表とか、そういうちゃんとした資料があるなら持って行けばいいのに。それをしないから人生でも失敗ばっかなのよ!!あなたが与するのはいつもぽしゃるのよ!!なんとか党も大勝するのよ!!・・・あ、これは、高速道路無料公約がこのバス停趣味的にまったくよろしくないゆえの発言であることを表明しておきます。田舎のバス停、ガチでやばい。

 話を戻して。
 家に帰って、持ち出し損ねた地図や路線表を眺めると、「えーっ、あそこの間にバス停!?」ってなことが多い。天瀬温泉のメインストリートはバス通りなんだけど、路線表にはバス停が2つ。・・・駅しか覚えてないぞ?

 この「ずぼら」はたいてい大発見を生む。
 大概「見つけにくいバス停」である確率が大だから。

 極上の壁バス停だった。
 幾多のバス停で風情をそいでいた、丸ゴシック体のラミネート紙標識すらない素の旧式壁プレート。
 ごちそうさまでした。

 小松屋は温泉旅館でした。

PICT0517_R.JPG PICT0515_R.JPG
PICT0344_R.jpg 軒先型のバス停は絶滅寸前なんだけれども、院内町の「月の俣」のように、取り外しがめんどいから放置してるような例もあった。

 このバス停の路線はいつかはわからないけれど、大分前に廃止になっています。草の入江という集落まで伸びていたようで、終点のあった場所には待合所が別用途で使われ、そのまま残っていました。

 おれ愛用の15年前の道路地図にはこの路線が載っていて、ひょっとしたら路線跡みたいなものがあるかも?と一縷の望みをかけてアタックしたのです。
・・・結果は大吉と出た。って言うか驚いた。

見事な軒先型です。
訪問時間、夕方の6~7時。
はい、期待してなかったんです。本当に驚いた。
PICT0345_R.jpg
PICT0065_R.jpg バス停を探していると、コンクリートブロックでできた構造物が道端に出現して、「あ、あれかな?待合室じゃね?」と色めき立つも、近寄るとごみ集積場だった、ってなことが多々あります。

・・・中には、もうバスが一日1往復なんてのになってるのをいいことに、こうなってる場合もあります。

この写真撮ってるとき、地元の中学生くらいの女の子がこっちを見てたんだが、「ごみ集積場の写真なんか撮って何しとんじゃワレ」って気持ちになったかと思うのよね・・・。こうなっちゃうとバス停って認識も薄そうだしなあ・・・。

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★激動の昭和の荒波に耐えて田舎に都会に生き残る、珍バス停たちが大好き。しかし嫁は全く無理解。
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